製品情報 -
RI施設保守管理
サービス
放射能汚染を“未然に防ぐ”。
それが専門会社のサポート品質です。
一般の施設や装置と同じように、放射線施設や放射線関連装置もメンテナンス、補修、管理が必要です。
ワカイダは、放射線関連設備・機器のプロとして徹底対応をいたします。
放射線施設・装置への各種サービスサービス領域
1. 放射線施設の保守・管理
放射線施設点検
- 床、壁面の亀裂点検
- 放射線測定器の動作点検
- 排気設備点検
- 排水設備点検
- 標識類の点検
放射線施設の維持管理
RI給排気フィルタの交換
RI排水処理槽の清掃
放射線施設床面除染・清掃
埋め込み式貯留槽の防水塗装工事
RI汚染除去作業
その他放射線施設に関わる修理、補修、維持
ファイバースコープによるRI排水管内部の劣化調査
- 清掃後のRI排水処理槽
- 排気フィルタの交換
- 床面補修作業
2. 装置の修理・保守・運転
各種装置の修理・保守・運転
- 放射性有機廃液焼却装置
- 遠赤外線動物乾燥装置
- 全自動バイアル瓶洗浄装置
装置更新・撤去時の点検、除染、解体
- 全自動バイアル瓶洗浄装置の点検
- クリーンハウス内にて、汚染部分の
切断作業
3. コンサルティング
手続き代行業務
- 放射線施設遮蔽計算
- RI設備(排水・排気)計算
- 各関係省庁への書類作成代行
-
- ・放射線障害防止法関係
原子力規制委員会 - ・医療法関係
厚生労働省(保健所) - ・労働安全衛生法(電離放射線障害防止規則)関係
厚生労働省(労働基準監督署)
- ・放射線障害防止法関係
- 放射線施設廃止書類代行
- 記帳・記録についてのご相談
放射線の専門家によるサービスの安心の5つのポイント
1.
作業範囲はしっかり養生、
作業者は防護服・マスク・手袋
放射線管理を徹底しています。作業場所とその周辺をポリシートなどで養生し、汚染拡大防止の処置を行います。
作業中は防護服・マスク・手袋を装着します。
2.
作業員は電離健診を受診して
います
放射線の安全管理のために、作業員は電離放射線健康診断を受診しています。作業時には、個人被ばく線量計を装着します。
3.
専門知識や資格を持つ者が
作業にあたります
放射線施設での作業になりますので、作業員は全員放射線業務従事者としての教育訓練を受講しています。また、貯留槽内に立ち入る場合は、『酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者』や『特別教育修了者』が作業にあたります。酸素濃度を測定して安全を確認してから作業を始めます。
4.
作業後は汚染検査を実施します
作業終了後は、使用した工具類や作業場所の汚染検査を実施し、汚染箇所があった場合には除染を行います。
5.
関連法令やお客様の
予防規程を守ります
関連法令を遵守した対応を行います。また、放射線施設に必要な書類の作成や記録の保存にも対応しています。
クローズアップ! 排水管のファイバースコープ検査
RI排水管内部の点検配管の劣化による排水漏れを未然に防ぐためには、排水管内部の点検が重要です。
- 事前調査
- (開口作業)
- 点検作業
- 報告書提出
- 補修・改修工事
- 施設の図面等を確認して、問題が発生しやすいポイントを選びスコープ挿入箇所を決めます。
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- メカニカル継手
必要に応じて、スコープの入る大きさの開口部を設けます。尚、開口部は点検後にメカニカル継手でふさぎます(通常は、配管掃除口や末端の塞ぎ口から挿入します)。
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ファイバースコープによる配管内部の点検作業です。挿入口から約5mの範囲を確認できます。
- 汚れ
- 堆積物
- ライニング変形
- スコープに付着した汚れ
- さび
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点検報告書とともにスコープ動画DVDを提出します。
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状態に応じて、スコープによる全系統検査を行います。補修・改修の優先部位を専門技術者とともに協議して決定します。さまざまな角度から工事内容を検証し、ご予算に応じて段階的にご提案いたします。